2013年1月6日日曜日

ドラえもんが好き

年末になり慌ただしく毎日を過ごしていて、なかなかブログの書き込みが出来ず、新年になり暫し反省していたところで、写真の整理をしていると、何とも可愛い写真が出てきた。これは是非載せておきたい。昨年の秋口のレッスンの写真。





 この日はこの子一人でレッスンだった。絵の具を使ってドローイングをした時のこと。
最初、イヤホンや紙をぐしゃぐしゃにしたものなんかをコンビニのコピー機で出力したものを用意し(大学時代からわたしはコピー機を利用し作品にしたりしていた)、その上にトレーシングペーパーを置いてイヤホンのコードのグルグル巻いた線や、ぐしゃぐしゃの紙の不規則な線、それをなぞることでおかしな絵が出来る、それに後で絵の具のドローイングだ!と思いついたばかりに、「今日はこれよ。ほら色んな線があるでしょ?この線をなぞってみよう」とレッスンを始めたのだが、何だか彼はさせられている様なかんじに見えて仕様がない。そうかあ、これは少しわたしの頭寄りに考え過ぎているのかもしれない、と思い、それはそれで仕上げてもらって、急遽好きな絵描いてみましょうね、ということになった。さて彼は一体何を描くか。そしたら、丸を描き出してまたその中に丸。
これは何かしらね、と思っていたら、ドラえもん。そうそうこの子はドラえもんが大好きなのだ。いきなり、さっきまでわたしの用意したコピーの紙で描いていた線と違って、慣れた線が飛び出す。ヒゲが左にちょんちょんちょん。右にもちょんちょんちょん。
黒く丸、優しい目が描けた。そうして完成したドラえもんの周りに「色んな色、綺麗な色で囲んであげよう」と言って、紙の上で色が濁らない様な綺麗な色を使って、水をたっぷり筆にふくませて、隣の色とまたその隣の色が混じっていく様を楽しみながら仕上げた。




 良い絵が出来本人も満足げに見える。下の絵は残りの時間で描いた猫。ドラえもんも未来 の猫だからね。この猫の絵には少々脱帽した。凄く絵として先生は気に入った。トレーシングペーパーに鉛筆だけで描いた絵。こんな絵はわたしには描けないなと思った。写真にはよく写ってないが猫の顔のかんじがまた良く、この猫の性格まで想像出来てしまいそうな程「一匹の猫」がそこに描けていた。良い絵だった。







 大好きなドラえもん、綺麗な色に囲まれてニッコリ笑っている。そんな側で写真の中の彼もよく見るとニッコリ。好きなものを描くのはやはり一番ね。

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